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天までとどけぼくたちの夢

掲載日付 2016/05/02(月)
掲載媒体 picnic(ニューカレドニア フリーペーパー)
スイミー・プロジェクトinニューカレドニア
今年3月初め、アメデ灯台に17匹のスイミーこいのぼりがあげられた。
実はこのスイミープロジェクト、日本の神戸が発祥地。「大人と子どもの絆作り」をコンセプトに花火、おもちゃなどを製作販売している栗須哲秀さんが東日本大震災をきっかけに発起したもの。栗須さん自身、阪神大震災を体験していて、日本全国、世界から受けた恩恵を神戸からお返しするつもりで、スイミープロジェクトを設立。子どもの成長を祈願する日本文化「こいのぼり」とレオ レオニー氏の絵本「スイミー」の世界を融合したスイミーこいのぼりで多くの子どもたちの夢と成長を応援する活動を世界的に行っている。
ちなみに、外国で一番はじめにスイミープロジェクトに参加したのはニューカレドニアである。2014年から始めて今年で3年目。仕掛人は日本とフランス語圏をつなぐ様々なプロジェクトを行っている古川大地スタ二ィーさん。大地さんが栗須さんと出会い、意気投合し、日本とニューカレドニアの絆を更に深めるために引き受けた。2014年から、現地の小学校、幼稚園を訪問。スイミーを通して、こいのぼり、こどもの日など日本文化を説明しながら、子ども達に願い事をスイミーこいのぼりに書いてもらっている。学校訪問の他には巨大オムレツ祭りなどイベントにも参加して、昔子どもであった大人達にも願い事を書いてもらっている。ニューカレドニア・スイミーはスキンダイビングをする子ども達と海を泳いだり、ホビーキャットでクルージングしたりもした。テレビ、新聞でも話題になったスイミー・プロジェクト、今年は、ついにニューカレドニア政府も協力してくれ、日本からのスイミーも合わせて17匹のスイミーこいのぼりがアメデ島の灯台にあげられた。5月にはニューカレドニアのスイミーこいのぼりも、例年のように神戸の空を泳ぐ。2017年はすでに参加を希望している学校を1年かけて回る予定である。大地さんは言う。「このプロジェクトのおかげで、いろいろな人たちと出会い、協力し合って、普通ではできないことができるということを僕自身、実感させていただいてます。次、どんな出会いが待っているか。。。それがとても楽しみです。」ニューカレドニアでのスイミー・プロジェクトのビデオはhttp://www.kobe-swimmy.comで見ることができる。

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