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こいのぼり 東北へ 子供たちのエールとともに

掲載日付 2013/04/12(金)
掲載媒体 産経新聞
神戸スイミープロジェクト今年も
子供たちが、巨大こいのぼりを手作りする「神戸スイミープロジェクト」の製作イベントが11日、神戸市灘区の市立西郷小学校で行われた。今年は、長さ9㍍の巨大こいのぼり9匹に、東日本大震災で被災した子供たちへのメッセージを書き入れ、宮城県気仙沼市に贈る。4月27日まで神戸市内の小学校など各地で製作イベントが行われ、最終的には神戸の子供たち約1万2000人が東北の子供たちへエールをおくる。この日は、西郷小の4年生約70人が、今月6日に目が入れられた巨大こいのぼりの生地に、魚の形をした発砲スチロールで作ったスタンプにインクを塗り次々に色をつけていった。同小4年の吉田有里ちゃん(9)は「時間はかかったけど大きくて元気なこいのぼりになったと思う。空を泳ぐところを見に行きたい」と笑顔で話していた。
このプロジェクトは灘区の玩具卸会社代表の栗須哲秀さん(36)らで作る実行委員会が主催。初回の昨年は全長25㍍にもなる巨大こいのぼり2匹を作成した。
こいのぼりの生地にはマンボウやカジキなどの魚のスタンプを使って子供たちが絵付けする。これは栗須さんが、レオ・レオニ作の絵本「スイミー」の、小魚がひとかたまりの大群になって外敵のマグロから身を守るストーリーにちなみ、「みんなで力を合わせれば大きなことも成し遂げられる」ことを子供たちに知ってもらおうと考案したスタイルだ。
今年は絵付けの後に、スタンプで押した魚の形のなかに、被災地の子供たちへのエールを神戸の子供たちが書き込む。
こいのぼりが完成する4月28日には神戸市灘区の摩耶埠頭で9匹を掲揚し、その後、5月4、5日には宮城県気仙沼市でも掲揚する予定だ。

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